身長が伸びる可能性
よくネットなどでO脚を治して身長が伸びたという記事を見ます。
実際、医療関係者などは骨盤が矯正され、1~3センチほど身長が伸びる可能性があるとおっしゃってます。
たしかに湾曲している足を真っ直ぐにするわけですから、多少なりとも身長が伸びるのは納得が行きます。
矯正をすることで、足だけではなく上半身の姿勢自体も良くなり、体の形が良くなるとその分背骨がシッカリ伸びます。
逆に姿勢が悪く、それが原因でO脚になることもあります。
原因のひとつとして姿勢が大きな要素となることがわかっています。
O脚には様々な原因があり、それぞれのものに合った治しの法をとります。
矯正法もいろいろとあり、その種類は豊富です。
自分がO脚になった原因を客観的に分析して、その原因にあった治しの法をとることが、体の形を改善、しいては体調の改善にもつながります。
またそれによって身長が伸びるので、信頼出来る医師に相談し、しっかりと矯正をしていきましょう。
O脚になる要素として、先天的な要素と後天的な要素があります。
また、筋肉の付き方や日頃の姿勢、職業や身長、普段の生活形態などによって、要素はそれぞれ千差万別です。
先天的な要素として遺伝があります。
日本人は身長の割にはO脚になりやすい
特に日本人の骨格はO脚になりやすい骨格をしているといわれています。
また病的なものや怪我なども先天的な要因としてあげられます。
後天的な要素としては、姿勢の悪さや、運動不足による筋力の低下などがあげられます。
また意外かと思われるかもしれませんが、寝相の悪さ、寝具の品質による要素もあると最近の研究でわかってきています。
ほんの些細な日常の生活形態が実は大きな要素になっています。
日本人は特に、床で生活をする文化圏の国なので、身長が低く床にペタンっと座ることが原因になることが多いようです。
最近は椅子での生活をすることが多くなったとはいえ、やはり床に座るほうが落ち着く人は多くいるようで、これが大きな原因となります。
また床に座って生活することで、脚が短くなるという研究結果もあります。
またファッションでハイヒールを履くことも原因の一つとして数えられます。
特に最近はヒール高の高いハイヒールを履いている女性が多いですが、逆に姿勢が悪くなり、間接的にではありますが、かなり大きなO脚の原因になります。
体の形が悪くなるばかりか、歩きにくさをカバーするため股関節に過度な負担をかけることで、骨格が歪みどんどん悪化していきます。
さらに立ち姿勢にもその要素はあります。
自然といつもの癖で脚の片側だけに体重を乗せて立ってしまうことがあります。
しかし、片側だけに体重をかけてしまうと、当然脚の骨に過度な負荷がかかり骨格が湾曲していきます。
ついつい昔からの癖でやってしまう体の形も少なからず影響しています。
これらの要素を改善するためにも、矯正をするだけでなく、普段から自分の生活習慣をしっかりと見直し、日頃の姿勢、歩き方、立ち方などに注意を払うようにしましょう。
矯正には費用がかかりますので、自分でなんとかしようとネットや書籍などで治しの方法をいろいろと試してみようとする人が多いようですが、間違った方法を実践するとかえって逆効果になり悪化することもあります。
治療院やクリニックでは費用がかかってしまいますが、専門家がしっかりと分析してくれ、適切な矯正方法をとってくれます。
費用がかかるからと自分でいろいろな矯正方法をとり、悪化してしまっては元も子もありません。O脚の直しはそんなに簡単なものではありません。
しっかりとした専門家に相談し、自分にあった矯正法をとり、普段から姿勢を意識し自分の生活習慣を見直すことが、O脚を治し、身長を伸ばすことに繋がります。